今年の新経済サミット(NEST New Economy Summit 2017)の注目イベントとして、全国のベンチャー支援機関やピッチイベント主宰者の推薦する起業家が競うピッチコンテストが開催されました。
題してNEST STARTUP CHALLENGE(ネスト・スタートアップ・チャレンジ)。エコシステムビルダーと呼ばれる主要な支援団体が一堂に会する横断型のコンテストは、わが国で初めての試み。チャンピオンズリーグともいえるこのコンテストの勝者は……本稿ではイベントの内容と熱気を概観します。
NEST STARTUP CHALLENGEとは?
シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタル、アンドリーセン・ホロウィッツの共同創業者ベン・ホロウィッツ氏や、オンライン・ストレージ最大手ドロップボックスのドリュー・ヒューストン社長の基調講演、楽天の三木谷浩史社長と作曲家・プロデューサー・アントレプレナーとして活躍中のYOSHIKI氏の対談など、豪華な登壇者が目白押しの「新経済サミット」。IT大手企業を中心に、ビジネス環境の整備や社会貢献を推進する経済団体、「新経済連盟」主催のカンファレンスに、2日間で延べ3000人の聴衆が集まりました。
第4回目となる今年の目玉セッションは、ネスト・スタートアップ・チャレンジ。全国のさまざまな地域・セクターでスタートアップを支援する機関や、国際的スタートアップイベントの主宰者の推薦する起業家が集まってのピッチコンテストです。これまで、各団体がそれぞれ、ピッチコンテストを開催したり、起業家を選抜したりしていたものの、横のつながりはあまりなく、今回は各プレーヤーが一堂に会する初めての機会となりました。
まさに、ベンチャー支援のチャンピオンズリーグともいえる集まり。スタートアップ・エコシステムの作り手、「エコシステムビルダー」と呼ばれる支援機関やイベント主宰者の側も熱が入るピッチコンテストとなりました。
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