人望のない人は「たった一言」が添えられない ビジネスで好まれる話し方と頼み方のコツ
会話とは「聞く」と「話す」のグラデーションによって成立しています。
① うなずく
② 声のあいづち
③ 共感のあいづち
④ くり返し
⑤ 一言の感想
⑥ 質問
⑦ 相談
⑧ お願い
⑨ 提案
⑩ 意見
⑪ 指示
⑫ 命令
② 声のあいづち
③ 共感のあいづち
④ くり返し
⑤ 一言の感想
⑥ 質問
⑦ 相談
⑧ お願い
⑨ 提案
⑩ 意見
⑪ 指示
⑫ 命令
番号が小さいほど「聞く」立場で、大きいほどより「話す」立場です。聞く立場から話す立場になっていくにしたがって、意思の強い言葉になります。
ポイントは「7:3」
お願い上手の人は、「聞く」(①~⑥)と「話す」(⑦~⑫)の割合が「7:3」であることが多い傾向にあります。「最近どうですか?(⑥)」と、まずは相手の状況を気にかけ、親身になって話に耳を傾ける(①~⑤)。そのうえで「実はこんな話があるのですが(⑦)」と相談を持ちかけ、「ぜひ引き受けてもらえませんか(⑧)」と最後にお願いする。
こうして「聞く」から「話す」へ、少しずつ会話の内容をスライドさせていくのです。
話をよく聞き相手の承認欲求を満たせられれば、あなたとの信頼関係は自然と深まります。そのうえで、ここぞというときにこちらのお願いを切り出す。
これこそが、気持ちよくお願いを聞いてもらう極意です。
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