PDCAが「掛け声」だけで終わる根本的理由

マトリクスで、いっきに実行しやすくなる

私は自分の部署の若手のメンバーに、よく

「君の意志はどこにあるの?」「あなたはどうしたいのか?」

と口を酸っぱくして言っています。

たとえ結果が失敗したとしても、狙いがあったのなら、次から、そのズレを修正していけばいいので、次につながります。しかし、そこに当初の意志(計画)がなければ、何を改善すればいいかがわかりません。

プロセスごとに結果を検証したい場合

「計画に対してどうだったか」だけでなく「プロセスごとに結果を検証したい」という場合は、別のマトリクスを使うほうが便利です。こちらは横軸にP、D、C、Aを取り、縦軸に作業分類を書き出します。

『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

上の図は、私が本を出版した際に、編集者と会話をしているときに書いたマトリクスです。「今回の本の振り返りをするのに、みんなからブレスト形式で意見をもらおうと思っているのですが、どうしたら活発な議論になりますか?」と相談されたので、このマトリクスで整理することを提案しました。

このようにマトリクスで整理して意見を出し合えば、参加したメンバーもポイントを絞って意見を出せて、短時間で有意義なブレストをすることができます。もし、マトリクスを使わないと、各メンバーが自分の考えるレベルで、「思いつき」で意見を出すだけで終わってしまいます。

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カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。