PDCAが「掛け声」だけで終わる根本的理由

マトリクスで、いっきに実行しやすくなる

私は自分の部署の若手のメンバーに、よく

「君の意志はどこにあるの?」「あなたはどうしたいのか?」

と口を酸っぱくして言っています。

たとえ結果が失敗したとしても、狙いがあったのなら、次から、そのズレを修正していけばいいので、次につながります。しかし、そこに当初の意志(計画)がなければ、何を改善すればいいかがわかりません。

プロセスごとに結果を検証したい場合

「計画に対してどうだったか」だけでなく「プロセスごとに結果を検証したい」という場合は、別のマトリクスを使うほうが便利です。こちらは横軸にP、D、C、Aを取り、縦軸に作業分類を書き出します。

『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

上の図は、私が本を出版した際に、編集者と会話をしているときに書いたマトリクスです。「今回の本の振り返りをするのに、みんなからブレスト形式で意見をもらおうと思っているのですが、どうしたら活発な議論になりますか?」と相談されたので、このマトリクスで整理することを提案しました。

このようにマトリクスで整理して意見を出し合えば、参加したメンバーもポイントを絞って意見を出せて、短時間で有意義なブレストをすることができます。もし、マトリクスを使わないと、各メンバーが自分の考えるレベルで、「思いつき」で意見を出すだけで終わってしまいます。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • カラダとおカネのよもやま話
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
電池開発でノーベル化学賞<br>吉野彰氏が示した「危機感」

受賞会見とともに、リチウムイオン電池の開発の歴史と当事者の労苦を振り返る。世界の先頭を走ってきた日本も、今後および次世代型の市場では優位性が脅かされつつある。吉野氏率いる全固体電池開発プロジェクトに巻き返しの期待がかかる。