アップル、増収維持は日本のおかげ やっぱり日本人はアップルが大好き

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焦点はiPhoneの後継機種

それにしても売り上げ成長がわずか1%というのは、アップルの異変が深刻であることを象徴する出来事だ。もちろん粗利益率の大幅な低下による純益の減少が続いていることも大きな懸念材料だが、トップラインの成長なくして未来はない。

その意味で、目下の焦点は、同社の売り上げの半分を占めるアイフォーンの後継機種がどのようなものになるか、だ。23日のアナリスト電話会議において、ピーター・オッペンハイマーCFOは「かなり忙しい秋になるだろう」と述べ、第4四半期(7~9月)に新製品を出すことを示唆している。もう一度ブーストできるのか、あるいは頭打ちが続くのか、その答えは間もなく出る。

(撮影:吉野 純治)

山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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