新鮮!仕事ができる人のノートを覗いてみた コクヨ社員が実践するちょっとしたコツ
以前、コクヨは中国トップクラスの大学である「復旦大学ノート」というものを製作していました。そのときに、中国では「ノートは両側から使う」ということを聞き、それをヒントにしてみたそうです。
実際やってみると、かなり便利に活用できているそうです。
セキュリティ面もバッチリ
スゴ技2:企業名も個人名も、アルファベット1文字で表記する
ある社員は、打合せのメモをとるときは、企業名と個人名はアルファベットの初めの1文字と決めて書いているとのこと。
「F社」「Tさん」などと書くようにすると、書くスピードを上げることができます。
実行する前は、「1文字だけだと、わからなくなるかな……」と少し心配になったそうですが、実際に自分も参加していた打合せの内容なので、1文字あれば十分で、まったく解読に問題がないそうです。
また、「山田さん」「山下さん」のように同じ頭文字「Y」の人がいる場合は、「Yd」「Ys」などと2文字にすると、区別もつきやすいそうです。
万が一、ノートをなくしたり、置き忘れたりしたときも、固有名詞が書かれていないので、セキュリティ面でも安心なのです。
スゴ技3:伝えたいことや聞かれやすいことは、事前に付箋に記入しておく
たくさんの方にお会いして自社商品について説明する機会が多いコクヨ社員のなかには、「必要な情報は、事前に付箋に書いてノートに貼っている」という人もいます。
たとえば、新製品の紹介や取材対応のとき。商品の特長や小ネタ、あるいは商品の売り上げ推移などの情報を事前に収集し準備します。そうした情報は先に付箋にメモし、ノートに貼っています。とりあえずその場の打合せに必要だけど永久に残す情報ではないとか、付箋に色もついているのですぐに目にはいってインパクトがでる、といった理由もあり付箋を使っているそうです。
この社員は数字を覚えるのが苦手なこともあり、正確なデータを伝えるために、メモを見てすぐに答えられるようにしているといいます。