目指せ日本のグーグル?"グノシー"の秘密

独立や起業を語る前に”本当に必要なこと”

:私もすごいなって思う反面、派手にやるとたたかれるのかな、社会に潰されるのかな、なんてイメージがありましたね。テレビで見ながら、あんまり直球勝負で乗りこむんじゃなくて、日本社会では根回しも大事なのかなっていう印象持ちましたね。

福島:そうですね。そういう印象はありましたね。まあ、それは海外でも一緒かもしれないですけど。許容はするかもしれないけど、歓迎はされないでしょう? 勝手な想像ですけど、GoogleかFacebookくらいまで突き抜ければ、もう潰せないでしょうけど。

目指すは日本初のGoogle?

:今のスタートアップの波にいる人たちって、こういうことがしたいって明確なものがあって、それで新しいサービスで勝負している人たちが増えてきたと思う。

福島:そうですね……、他の人のことはあんまりわからないですけど。

:そうでしたね(笑)。福島さんはやっぱりFacebookよりもGoogleですか。

福島:Googleから感じるのは、サービス的だなって思いますね。“おちゃめな感じ”がするんですよ。やってみたら面白いんじゃないかっていう遊び心がある。それでいて最終的にやってきたことが正しかったというのは、経営判断がすごい。Googleはもうつまらなくなったとか言う人もいるけど、僕はYouTubeを買収したあたりから、格段に面白くなっているなって感じしますね。

:じゃあ福島さんの目指すのは、日本発のGoogleみたいな。

福島:……って、言っときましょうか。

:言わせちゃった(笑)。福島さんの今後に期待ですね。

福島:頑張ります…!

対談を終えて

今回の連載の第1回で真っ先に思いついたのは福島くんでした。一度だけうちのオフィスに来てくれたことがあって、その時に「内定はもらったけど起業した」という話を聞いて、一度キャリア視点の話を聞いてみたいなと思っていました。ただ、あんまりベラベラ話す印象ではなかったので、うまく対談できるか不安でしたが、結果的にいろいろと福島くんの言葉を引き出せたのでは!! なんてひとりで喜んでいます(ひたすら質問を投げかける、みたいにもなっていますが笑)。

キャリアを考えるときに、福島くんみたいな25歳がいるってことを、ほかの25歳に知ってもらうことはすごくいい刺激になると思うので、今回の対談で少しでも福島くんのようなキャリアパスについて知ってもらうきっかけになればと思っています。

最後になりますが、Gunosyは私が今注目しているサービスのひとつでもあり、今後のさらなる飛躍に期待しています。エンジニア集団のスタートアップは超セクシーだと思うので、このままみんながしびれるサービス繰り出し続けてほしいですね。

(本文構成:田中 摂 撮影:今井 康一)

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