「TPP交渉は、あっさり決着」と読む理由 吉崎 達彦が読む、ちょっと先のマーケット

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さて、今週末は中京記念と函館2歳ステークスがある。ただし筆者としては、今週末で最終週となる夏の福島競馬を取り上げてみたい。重賞レースではないが、21日(日)のメインレースは福島テレビオープン(発走15時45分)。筆者の好みから行けば、久々のゲシュタルトから買いたいところだが、最終日の福島はたぶん荒れる。高配当レースが期待できよう。

福島民報・福島民友・円盤餃子で競馬を楽しもう

夏競馬は旅打ちもいいものだ。筆者は7月7日の七夕賞に、昨年に引き続いて福島競馬場を訪れてみた。東京から往復の新幹線料金1万7000円は安くはないが、震災後に復旧した建物はきれいだし、パドックは馬に手が届かんばかりの身近さだし、何よりファンがいい。福島の人たちは本当に競馬が好きだ。そして競馬場周辺の駐車場は、近隣県ナンバーのクルマで埋まり、町全体がこの時期ならではの賑わいを見せる。

ここで福島に遠征する際のコツをアドバイスしよう。それは地元紙の福島民報と福島民友の競馬欄を活用することだ。最終週ともなれば、地元のレース状況は地元の記者が一番よく知っている。福島駅に着いたら、速攻で2紙を買うといい。わずか130円の投資である。あえてどちらかといえば、福島民報の高橋利明記者の濃密な文体が筆者の好みである。

もうひとつ、せっかく福島に行くのなら、地元B級グルメの逸品「円盤餃子」も推奨しておきたい。元祖の「満腹」という店は、日曜日に限って昼もやっている。午前11時40分開店だが、行列ができていることもあるのでご注意を。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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