理不尽に苦しむ「いい人」が覚えるべき言葉 攻撃してくる相手に、丁重に反撃する作法
そもそも彼らは、自分が理不尽なことを言っていることに、まったく気づいていません。それどころか自分が正しいと思っています。自分は正しく、自分の考えとは違う人はすべて悪。だから自分の考え通りに他人をコントロールしようとし、反論しようものなら、さらに輪をかけて攻めてきます。
いわゆる、「炎上」を起こすのも、大抵こういう人たちです。
しかしそんなとき、「いい人」はびっくりして何も言えません。何か不愉快なことを言われたり、非難されたり、罵倒されたり、大声で怒鳴られたりすると、フリーズしてしまうのです。
自分は言われっぱなしで反論できず、相手は去っていく。そして家に帰ってから怒りがこみあげ、「なぜああ言えなかったのか」「悔しい」と悶々とするというわけです。
また、やられっぱなしの人は、当人は冷静な大人の対応をしているようでも、第三者から見れば頼りなく映ることもあります。そうした点からも、何の抵抗もしないというのではなく、理不尽な誹謗中傷には適切に反論したほうがいいのです。
「それで?」の連打で相手を退けろ
そこで比較的簡単に相手を撃退する鉄板フレーズが、「それで?」という質問で返すことです。
仮に「あなたのせいでしょう!」と言われても、「それで?」で返す。「責任を取れ!」と言われても「それで?」を繰り返すだけ。
「それで? じゃないでしょう!」と言われても「それで?」。「それで? しか言えないの?」でも「それで?」。
この「それで?」連続作戦は、「だから何?」「だからどうしろと?」「結局何が言いたいの?」と、相手の発言の理不尽さを浮き彫りにする効果があります。
途中で相手の発言にまじめに反論して墓穴を掘ってしまわないよう、あえて「自分はバカと思われてもいい。とにかく繰り返すだけ」と割り切って対処することです。
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