理不尽に苦しむ「いい人」が覚えるべき言葉 攻撃してくる相手に、丁重に反撃する作法
私たちをイライラさせるのは、たいてい人間関係ですが、その中でも特に腹立たしいのは、やはり失礼な対応をしてくる人ではないでしょうか。
私も以前はよく同業者と思しき人からの嫌がらせ電話がありました。しかしこういう人に振り回されるのは時間の無駄ですし、電話を取る社員にも迷惑がかかります。そこで、いろんな撃退セリフを考えて試したことがあります。
失礼な人を退ける技術をもっておくことは、ストレスをためず、心を安定させて過ごすうえでも無駄ではないと思います。
なぜ理不尽で失礼な人たちに悩まされるのか
唐突に、
「あなたまだ独身? そろそろ落ち着いたら?」
などと失礼なことを言われたら、あなたは何と答えるでしょうか。「余計なお世話です」と言うのもありきたりで、あとで不快感だけが残りそうですね。そこでたとえば、
「あなたは落ち着きすぎていませんか? まだ老後というには早いでしょうに」
こんなふうに反撃できたら痛快ですよね。
しかしいい人は、いい人であるがゆえに、他人の神経を逆なでするようなボキャブラリーを持っていません。だから、すぐに反論することができません。そして、いつもやり込められて、後から何度も怒りの感情にさいなまれ、夜も眠れないということの繰り返し。
合理性が優先されるビジネスの世界の会話は別ですが、プライベートの人間関係、たとえばPTAや子ども会、町内会といった場などでは、好き嫌いやムカつくなどといった感情がぶつかり、いわれのない非難や批判を浴びることがあります。
あなたも、
「えっ、今更そんなこと言われても……」「それ、私には関係ないでしょう……」「そんな言い方しなくっても……」「こちらにも事情があるというのに……」「どうしろっていうのよ……」
と感じた過去があるのではないでしょうか。
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