うちの職場にも!「not半沢直樹」なバブル上司 バブル上司VSイマドキ上司

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では次に、仕事の面ではどのような違いがあるのでしょうか?まずはバブル世代上司に「営業をするうえで大切なこと」について聞いてみましょう。

バブル世代上司「やっぱさ、営業は足が命! 行けば売れる! 会えば売れる!ってこと。わかる? われわれ『営業部隊』はさ、『兵隊』なわけなんだよ? 結局、客との戦争なわけよ、営業って。だからもちろん『作戦会議』も重要ね」

言わずもがな。チョイスする言葉がバブル時代の名残そのものといった感じです。日頃から女性部下たちも笑いをこらえるのに必死なのではないでしょうか。

なかなか女性の心はつかめない!

バブル世代上司「でもさぁ、みんなおカネ欲しいじゃん? 偉くなりたいじゃん? だからさぁ、ハングリーに行こうよ!」

ハングリーさは私も重要だと思うものの、女性部下に共感できない言葉がでてきてしまいました。このコラムで何度も言ってきていますが、彼女たちの心を鼓舞するのは、「こういう仕事ができるところが、あなたらしいね」「このプロジェクトは、あなたにぴったりじゃないかな」など、その人らしさを評価する言葉であって、「おカネ欲しいじゃん?」では断じてありません。

それではイマドキ世代上司にも「営業をするうえで大切なこと」について聞いてみましょう。

イマドキ世代上司「そうですね。営業って、うまくいきかけたと思いきや、必ず足をすくわれる。営業も人生もその連続だと思います。だからこそ、いちいちヘコたれないし、あきらめない。立って、歩いて、動いてれば、そのうち違う風景が見えてくる。うずくまったままだと、よくないと思います」

私、少々感動してしまいました(笑)。それでは最後に、「アベノミクス」の受け止め方について聞いてみましょう。

バブル世代上司「アベノミクスで景気が戻りつつあるから、積極的にクライアントから予算を取りに行こう、そのために接待もガンガンやろうぜ! 売ろうぜ! おカネ欲しいじゃん!」

イマドキ世代上司「おそらく景気がこのように回復基調になってきたときというのは、お客様の気持ちは消費に対して意欲的になると思うのです。ですから、それに応えるべく、チームが一丸となって、これまでより大きな提案をしようとは思っています」

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