グーグル、仮想現実・拡張現実事業を加速へ パートナー企業が対応ハードウェアを発表

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 1月5日、米ラスベガスで開幕した世界最大の家電見本市「CES」では、米アルファベット傘下グーグルのハードウエアパートナーが同社の仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術に対応した新端末を発表した。写真はグーグルのロゴ。テルアビブで2011年1月撮影(2017年 ロイター/Baz Ratner)

[5日 ロイター] - 5日に米ラスベガスで開幕した世界最大の家電見本市「CES」では、米アルファベット<GOOGL.O>傘下グーグルのハードウエアパートナーが同社の仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術に対応した新端末を発表した。グーグルはVR・AR分野での展開加速を狙う。

中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は、自社の携帯端末の2機種について、グーグルが昨年発表したVRヘッドセット「デイドリーム・ビュー」に近く対応すると発表した。

グーグルは、現実世界にCGコンテンツを重ね合わせるARについても「タンゴ」と呼ばれるソフトウエアを開発しており、台湾の華碩電脳(ASUS、エイスース)<2357.TW>は自社の端末「ZenFone AR」をデイドリームとタンゴ双方に対応させると発表した。

こうした動きによってVR・AR対応機種が増えることになるが、アナリストは、最大のアンドロイド端末メーカーであるサムスン電子<005930.KS>が開発に乗り出していないことから、普及にはなお時間がかかるとみている。

世界のスマートフォン(スマホ)市場が減速の兆しを見せる中、一部の端末メーカーはARやVRが消費者の関心を再び高める鍵になると期待している。

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