台湾国防相「敵の脅威が拡大している」 中国空母が南シナ海航行

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 12月27日、台湾の馮世寬・国防部長(国防相)は、軍の式典で講演し、「敵の脅威が日に日に拡大している。われわれは常に戦闘への警戒を維持する必要がある」と述べ、戦闘員の訓練を強化すべきとの認識を示した。写真は東シナ海を運航中の中国軍の空母「遼寧」。日本の自衛隊による提供写真。25日撮影(2016年 ロイター)

[台北 27日 ロイター] - 台湾の馮世寛・国防部長(国防相)は27日、軍の式典で講演し、「敵の脅威が日に日に拡大している。われわれは常に戦闘への警戒を維持する必要がある」と述べ、戦闘員の訓練を強化すべきとの認識を示した。

台湾国防部(国防省)によると、中国軍の空母「遼寧」率いる艦隊は沖縄本島と宮古島の間を通過し、太平洋に出た後、台湾とフィリピン間のバシー海峡を抜けて台湾を一周。現在は、中国の海南省に向かって南シナ海を航行している。

中国側は空母は定期演習中と説明するにとどまり、詳細を明らかにしていない。

米国防総省は今回の演習について直接コメントしていないが、「南シナ海における中国軍の活動を注視し続ける」とした。

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