500社超が参入、「格安スマホ」はこう見抜け!

安さは絶対的な魅力だが、どう選べばいい?

低価格ではあるが、大手携帯会社のネットワークを借りているので、サービスエリアも大手携帯会社と変わらない。都市部だけでなく、地方でも利用できる。

イオンが「イオンモバイル」を展開するなど、MVNOに参入する企業の幅は大きく広がっている(写真:著者提供)

なぜMVNOがこれだけ安い価格を実現できるのか。理由は先にも触れた通り、基地局などのインフラに投資する必要がないことに加えて、無駄を省いてコスト効率化を徹底していることだ。

販売方法にしても、大手携帯会社とMVNOは大きく異なる。大手携帯会社は販売代理店を通じて、量販店のほか「ドコモショップ」「auショップ」といった販売代理店を全国に構えて端末やサービスを販売している。一方、MVNOは自社でショップを構える企業も一部あるものの、大半は人件費があまりかからない、ネット上のオンライン販売を主体としている。

料金プランの選択肢が広く“縛り”も少ない

MVNOのサービスは、選択肢の幅が広いのも大きな特徴といえる。大手携帯会社は3社だが、MVNOは550社以上が存在する(総務省調べ)。競争は厳しく、各社とも工夫を凝らしたサービスを提供していることから、サービス内容がバリエーションに富んでいるのだ。

実際に各社の料金プランを見ると、高速データ通信容量の上限に応じて料金が決まる一般的なプランに加えて、データ通信を利用した分だけお金を支払う従量制のプランや、使わなかった分の料金を割り引くムダを抑えたプラン、さらにはデータ通信量が一定に達するまで、料金を支払わなくていいプランなどもある。

特徴としてもうひとつ、一定期間契約することを前提に割引サービスなどを提供する、いわゆる“縛り”が大手携帯会社と比べて緩い、もしくは存在しないことも挙げられる。つまり、使っているサービスが合わないと感じたら、ほかのサービスへ簡単に乗り換えられるようにしているのだ。

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