iPhoneには、さまざまな購入方法が存在する。大手キャリアでそのまま契約するのは最もメジャーな方法で、毎月の割引も受けられるが、2年契約があったり、格安スマホ(MVNO)に比べて通信料金が高かったりと、必ずしもいいことづくしではない。一方で、iPhone 7、7 Plusの登場に合わせ、各社とも新たな料金プランを導入している。今年、焦点が当たったのは、20GB以上の大容量プランだ。大容量なだけに料金自体は上がってしまうが、お得になるケースも少なくない。
同時に、iPhoneはアップル自身もSIMフリー版をApple Storeで販売している。この本体と、MVNOのSIMカードを組み合わせれば、ランニングコストをさらに抑えることが可能だ。機種変更に対する“縛り”のようなものもないため、気軽に新しいiPhoneを入手できるのがメリットと言える。今回は、iPhone 7、7 Plusをお得に買える、3つのケースを紹介していこう。なお、金額はいずれも税抜きで表示している。
1.データ通信重視なら大手キャリアがお得
ソフトバンクが「ギガモンスター」を発表したのを皮切りに、auが「スーパーデジラ」、ドコモが「ウルトラパック」で追随。今年の3キャリアは、iPhone 7、7 Plusに合わせ「大容量」をアピールしている。3社に共通するのは、20GB以上のプランがお得になるということだ。
ドコモ、au、ソフトバンクとも、20GBのデータパックが6000円で利用できる。従来は5GBで5000円だったため、1000円プラスすると、毎月使える容量が4倍になるという計算になる。もっとも、料金自体は1000円上がってしまうため、支払いが増えると考える人はいるはずだ。確かにそのとおりだが、次のようなパターンに当てはまる人の場合は、得になるケースが多い。
1つ目が、5GBのプランを選択しており、毎月容量が足りなくなって追加で料金を払っている場合。各社とも、1GB当たり1000円の価格設定をしているため、1000円で1GB増やすのであれば、あらかじめ1000円払って20GBにしてしまったほうが、データ容量の残量を気にせず使えてストレスがない。
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