1泊していただければ、われわれの提供している価値が、すんなり理解していただけると思います。
バトラーは、お客のちょっとした嗜好も忘れない
――未経験者に、そのセントレジスのよさをどう伝えますか?
これはチャレンジですね。日本ではセントレジスのブランドが認知されていない中での開業でしたから。米国ではよく知られていますし、アジアの一部でも認知度はあるのですが。
いずれにしても、すべて一人ひとりのお客様に合ったサービスにするのです。それがカギを握っています。お客様誰ひとりとして、同じように扱うことはしません。お客様のニーズを把握し、どれだけわたしたちがサービスできるか。それを徹底してやっています。
お客様は日本人客と外国人客の両方いらっしゃいますが、特にフォーカスを当てているのは日本人のお客様です。日本人客のもてなし方は中国人客とも英国人客とも違う。マナーの問題などではなくて、飲んでいるお茶ひとつとっても違いますね。部屋では何が好きか、あるいは嫌いか。バスルームのアメニティでは何を好まれるのか、とか。こうした違いをきちんと理解することが、われわれにとってはとても重要です。
――リピート客には同じバトラーがつくケースが多いのですか。
ええ。お客様も、同じバトラーを要望されますね。来るたびに好みをいちいち説明する必要がないですから。女性客であれば、気心の知れた女性バトラーを求められます。朝のシフト、夜のシフトなど勤務スケジュールがあり、こちらにとっても決して容易ではありませんが、われわれもできるだけ同じバトラーがサービスできるように手配しています。
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