金箔に魅せられて、専業主婦は会社を興した 金沢の地場産業を、どうブランド化したのか
――ボストンバッグにご自分が作った作品を詰めて、アポなしで大阪の百貨店を回られたということなんですよね。ものすごい精神力ですよね。
いや、素人だったから…違うかな。普通の人だったら怖くてできない(笑)。
「金沢箔」のブランドを築くための方法
――ですが、そこでなかなか受け入れてもらえずにどうされたんですか。
受け入れてもらえなければ、何度も行きましょうと。それと、やっぱり金沢の箔は、これから地場の産業になると思ってましたものでね。逆に言うと、地場の産業を活性させるためにも金沢箔というブランドを築くということと、製品を全国に持って歩くことによって、「金沢箔のブランドがある」と。
これは、素材産業であるが故の“次の一手”だと。私は将来のことを思っておりましたので。
――その努力でじわじわと広がって、商品として販売できるようになったんですか。
どこのデパートへ行っても無理でした。だけどもやはり、自分が思ったこと、夢は絶対にかなえようと思ってましたから。でも、金沢の1万分の1に伸ばす箔の技術は金沢だけのものですから、絶対に大丈夫と思ってました。
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