川重の株主総会、“解任騒動"の謝罪と弁解 「お家騒動ではない」、ガバナンスを強調

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――連日のように悪い意味で川重の名前が新聞に載っている。今回のお家騒動のせいで、川重の株価もさえない。どういう責任の取り方をするのか。

村山社長 今回の件はお家騒動ではなく、不適切な3名の行動に対し、われわれがガバナンスを効かせたということです。何々派、何々派とか、世間の新聞などで面白おかしく書いているところもあるが、そんなことは決してございません。

解任騒動について繰り返し陳謝

株主17名による質問終了後、一連の議案はすべて賛成多数で決議。全体を通して混乱はなく、淡々と進行が進められた。総会としての所要時間は2時間17分(昨年は1時間41分)だった。

総会が終了した後、村山社長が選任された取締役10名を紹介し、最後に「繰り返しになりますが、株主の皆様にご心配をご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございませんでした。役員・従業員が一丸となって、信頼回復と企業価値の向上にまい進してまいります」と株主に再び頭を下げた。

渡辺 清治 東洋経済 記者
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