ポケGO、お台場「ラプラス」に記者も走った! 今も熱狂するファンの追跡劇の一部始終
どこまで行くのか。そしてどんなポケモンがいるのか。記者にはわからないまま走って行って、たどり着いた先は、新交通ゆりかもめの「お台場海浜公園」、「台場」の次の駅にあたる「船の科学館」前の広場だった。
そこに出たのが、記者が探し求めていたラプラスだった。ゲーム内でこのポケモンの影を見た時、ここ4か月弱のポケモンGOのプレーを振り返って、記者の胸に「ついに見つけた!」、「やっと終わる!!」との思いが広がっていった。
ついに142種類目をゲット!
先行していたプレーヤーに混じって、記者も広場内でラプラスを捕まえた。思わず安堵のため息が出る。そうこうしているうちに、後ろから走ってきたプレーヤーも続々と、科学館前の広場に到着してきた。
皆、一心不乱にラプラスの捕獲に挑んでいる。早々に捕まえた男の子は「やった!夢がかなった」と辺り構わず、3回も叫んでいた。すれ違った中年の男性は「終わった」と満足気な笑みを浮かべてつぶやいていた。
その後、10分足らずのあいだに、少なくとも100人以上のポケモントレーナーがこの広場に集まった。だが、大きく報道されるような混乱は特になく、捕まえた人は広場から出ていき、新たに来た人が流入してくるという動きが繰り返された。
記者は偶然にも近くにいたが、多くのプレーヤーはお台場海浜公園の船着き場の前の広場にいたはず。都合、1.5キロメートル前後の距離を走ってきた計算になる。
残念ながら乗り遅れた人もいたようだ。
ラプラスを捕まえて、広場からお台場海浜公園に向かって戻り始めると、息を切らせて遅れてきたカップルが残念な表情を浮かべていたり、母親と手をつないだ小さな男の子が「もうぜんぶ終わっちゃった」と泣き叫んでいるのとすれ違った。
記者はたまたま"ラプラス騒動"に遭遇したが、こうした状況は週末ごとに、そして平日の夜ごとに繰り広げられている。ブームは下火になったと言われるが、お台場ではまだ熱狂が続いている。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら