ライフネット、出口&岩瀬「新体制」の狙い

出口・次期会長に聞く、“成長加速"戦略

ライフネット生命の朝会に臨む、出口治明・次期会長。

ライフネット生命はインターネット専業の生命保険会社(ネット生保)の草分けとして知られる。

設立時の目標である「創業5年以内に保有契約件数15万件以上」を4年半で達成。出口治明社長、岩瀬大輔副社長の「2トップ体制」は知名度が高く、特に若い世代から絶大な支持を得ている。

この4月にはスイスの大手再保険会社スイス・リー社と業務提携契約を締結。スイス・リー社がライフネット生命の筆頭株主に躍り出た。

一方、昨年3月に東証マザーズに上場した後は、前2013年3月期の新契約件数が前々期の12年3月期と同水準(約6万件)にとどまるなど、「成長鈍化」も指摘されている。今14年3月期は、開業以来5年間に限って認められていた広告宣伝費などの資産計上(保険業法113条繰延資産)が終了することから、損益へのマイナスインパクトが大きくなる。

成長の壁をどう乗り越えていくのか。6月23日の株主総会後に代表取締役会長兼CEO執行役員に就任する出口氏に、事業の展望と戦略について聞いた。

岩瀬氏のダボス会議出席きっかけで提携関係に

――スイス・リー社との提携にはどんな意味がありますか。

当社は世界で唯一上場しているネット生保だ。2011年1月のダボス会議で、岩瀬が当時のスイス・リー社のCEOと出会ったことがきっかけで、提携関係構築につながった。当社の潜在的成長力に期待して投資をしてくれた。

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背水のフジテレビ<br>500日の苦闘

日枝会長が退き宮内新体制が発足してから1年半。増益に転じたが視聴率は低迷を続ける。長寿番組の打ち切りが象徴する大胆な編成改革に加え、組織もコストも抜本的に見直した。背水の陣を敷く同社の人間ドラマを追う。