小林麻央さんの「後悔」から一体何が学べるか

医療の不信を煽る週刊誌で患者は進化した?

医者に治療方針を丸投げする患者からはもう卒業して、「協働」の関係を築くべきです (写真:kou / PIXTA)

小林麻央さんのオフィシャルブログ、「KOKORO.」 が注目を集めています。以前、ニュースキャスターを務めていたことや、人気歌舞伎俳優、市川海老蔵さんの夫人であることもその一因でしょう。

ただ、注目されている最大の理由は、進行性乳がんという大病を抱えながらも、敢えてそのことを公表し、病気とわかってからの日々の思いを赤裸々につづっていることで、感性豊かな麻央さんの言葉の中に多くの人がハッと気付かされ、共感を覚えていることにあるのではないでしょうか。

小林麻央さんがつづった「患者としての後悔」

特に、9月4日の「解放」と題する記事には、患者としての気持ちが見事に表されており、心が揺さぶられます。

私も
後悔していること、あります。
あのとき、
もっと自分の身体を大切にすればよかった
あのとき、
もうひとつ病院に行けばよかった
あのとき、
信じなければよかった
あのとき、、、
あのとき、、、  
        「KOKORO.小林麻央のオフィシャルブログ」byAmeba 9月4日

 

病気であることが発覚すると、その日から突然色々な問題に巻き込まれ、各局面で決断を迫られます。しかも、それらは普段考えてもいなかったことであり、てきぱきと判断するだけの心の準備も十分ではありません。

次ページ病気になって迫られる数々の決断
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