50歳以上だけ採る社長が説く「人生の変え方」

5つの基準で考えれば、いつでもやり直せる

いつでも人生を変えることはできます(写真:よっし / PIXTA)
「仕事がうまくいきません、どうしたら楽しくなるでしょう」
「やりたい仕事ができていません。どうすべきでしょう」
私は仕事について書いたブログ「Books&Apps」を始めてから、そのような相談を数多く受ける。
マスメディアや本、ネットには「偉大な成功者たち」のエピソードが数多く並んでいる。私もかつてはそのような方々にあこがれを持ち、情報に飛びついた。しかし、長く働くうち、「偉大な成功者たち」に関するエピソードよりも、身のまわりにいる、普通の人々に学ぶことのほうがはるかに多いこともわかった。
だから、私の紹介する話は普通の方々が悩んで出した結論や、必ずしも成功とは言えない体験談、現場での素直な感想などである。だがむしろ、実際に仕事で悩む方々には、このような一般の人々の話のほうがわかりやすく、有用な場合もあるのではないだろうか。
一度に大きな変化を起こすことは誰にもできない。何かを成し遂げようとするならば、それなりの準備や時間をかけて物事に取り組む必要がある。この連載の目的は、そのような方々の一助となることである。

ほとんどの社員が50歳以上

「子どもの頃から勉強して、いい学校に入って、いい企業に就職すると、一生安泰だよ」という人は現在でも多い。

もちろん、頑張って勉強することは良いことだが、なかには「若いときに頑張らないと取り返しがつかない」という方もいる。

そのような話を聞くと、私はある人のエピソードを思い出す。

私は以前、ほとんどの社員が50歳以上、という会社に訪問したことがある。社長はすでに65歳を超えており、役員も軒並み60歳以上、普段、20代、30代の方が多い企業ばかりに訪問していた私としては、まったく異質の会社だった。

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成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。