50歳以上だけ採る社長が説く「人生の変え方」 5つの基準で考えれば、いつでもやり直せる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

社長:「4つ目です。決して他人のせいにしない、ということを守ってください。人のせいにするということは、自分の人生を自分で決めていない、ということです」

:「嫌な上司のせいであっても?」

社長:「ハハッ、そうですね。仮に上司のせいであっても、自分のせいであっても、結果は同じですから、悩むだけ時間の無駄でしょう?」

:「……」

社長:「5つ目です。人に親切にする、ということを守ってください」

:「普通ですね。そんなことでいいのですか?」

社長:「もちろん。大事なことです。すべての変化は、人に親切にすることから始まります。安達さんは、電車でお年寄りに席を譲っていますか?」

すでに人生は変わり始めている

社長:「最後です。『人生を変えようと思った時点で、すでに人生は変わり始めている』と思ってください」

:「……どういうことでしょう?」

『「仕事ができるやつ」になる最短の道』(日本実業出版社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

社長:「50歳で人生を変えたい、という決意がどれほどのものか、安達さんにわかりますか?」

:「相当の決意、ということでしょうか」

社長:「そうです。だからこそ、私は50歳以上を面接する。そして、いまの話に賛同していただいた方々だけを、採用するのです。私は、そういう方々を尊敬しているのです」

中年になったら人生は変わらない、とか、人生を軌道修正するにはとてもエネルギーがいる、といった話を聞くたびに、私はあの社長の言葉を思い出し、「そんなことは決まってない」と思い返す。

安達 裕哉 ティネクト代表取締役

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

あだち ゆうや

1975年東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事 。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上の ビジネスパーソンとともに仕事をする。現在は仕事、マネジメントに関する メディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事