50歳以上だけ採る社長が説く「人生の変え方」 5つの基準で考えれば、いつでもやり直せる
社長:「4つ目です。決して他人のせいにしない、ということを守ってください。人のせいにするということは、自分の人生を自分で決めていない、ということです」
私:「嫌な上司のせいであっても?」
社長:「ハハッ、そうですね。仮に上司のせいであっても、自分のせいであっても、結果は同じですから、悩むだけ時間の無駄でしょう?」
私:「……」
社長:「5つ目です。人に親切にする、ということを守ってください」
私:「普通ですね。そんなことでいいのですか?」
社長:「もちろん。大事なことです。すべての変化は、人に親切にすることから始まります。安達さんは、電車でお年寄りに席を譲っていますか?」
すでに人生は変わり始めている
社長:「最後です。『人生を変えようと思った時点で、すでに人生は変わり始めている』と思ってください」
私:「……どういうことでしょう?」
社長:「50歳で人生を変えたい、という決意がどれほどのものか、安達さんにわかりますか?」
私:「相当の決意、ということでしょうか」
社長:「そうです。だからこそ、私は50歳以上を面接する。そして、いまの話に賛同していただいた方々だけを、採用するのです。私は、そういう方々を尊敬しているのです」
中年になったら人生は変わらない、とか、人生を軌道修正するにはとてもエネルギーがいる、といった話を聞くたびに、私はあの社長の言葉を思い出し、「そんなことは決まってない」と思い返す。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら