アパホテル、急成長の舞台裏 客室数は約3万5000、ビジネスホテル界の風雲児

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アパではビジネスマンのために、無線LANのWi-Fiサービスを東京・大阪・名古屋の全室に設置。他にも40インチの大型TVや卵型の風呂、米シーリー社と共同開発したオリジナルベッドなどを導入した。今ではアパカードの会員数が570万人を超え、ユーザーの多くがリピーターだ。稼働率は東京ならほぼ満室状態で、宿泊単価も従来の7000~8000円から、今では1万円前後までアップした。

帝国データバンクによれば、アパホテルの12年11月期の業績は、売上高432億円、利益22億円。5年前の07年11月期がそれぞれ287億円、3.8億円だったから、いかに急成長したかがわかる。「頂上戦略 SUMMIT5」なるグループの中期5カ年計画では、15年までに、ホテル部門だけで売上高700億円、客室数4万室が目標。グループ全体の売上高は1000億円を目指す。

「アベノミクス効果でビジネス顧客が動き出した。宿泊需要は高く、今、ホテルが一番いい。これからもっとよくなる」。元谷代表はそう豪語する。アパホテルは上場する予定はないが、軍資金は潤沢だ。ビジネスホテル業界の風雲児は、次に何を狙うのか。

詳しくは『週刊東洋経済』5月25日号の「沸騰!エアライン&ホテルを、ぜひご覧下さい。

大野 和幸 東洋経済 記者

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おおの かずゆき / Kazuyuki Ohno

ITや金融、自動車、エネルギーなどの業界を担当し、関連記事を執筆。相続や年金、介護など高齢化社会に関するテーマでも、広く編集を手掛ける。

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