沸騰!エアライン&ホテル

エアラインやホテル業界で、顧客争奪戦が開始

(ZUMAPRESS/アフロ)

成田─ロンドン線のビジネスクラス往復が23万円──。

日本航空(JAL)は2012年、ある法人客に衝撃的な航空運賃を提示した。09年に約85万円だった同路線の価格を、JALは4分の1近くまでディスカウント。国土交通省が実態を把握しにくい法人営業で、猛烈な攻勢をかけている。経営破綻していたころの面影はなく、そこにあるのはシェアを攻撃的に獲りにいく、新生JALの姿だ。

13年3月期、JALは売上高1兆2388億円に対し、営業利益1952億円をたたき出した。ライバルの全日本空輸(ANA)も過去最高営業益を更新。コスト削減効果は大きいが、旅客数や座席利用率も伸びており、確実に環境が好転したのがわかる。特に国内線は2月を底に底入れし、このゴールデンウイーク(GW)予約は、両社とも前年比でプラス転換した。

航空機だけではない。JR東日本では、3月の新幹線の営業収入が2ケタ増。アベノミクスによる資産バブルは、高額品だけでなく、レジャー需要にも火をつけた。

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