東横線“延伸”に横浜老舗ホテルが手ぐすね 「ナポリタン発祥の地」もウリに
3月16日に東急東横線と東京メトロ副都心線が渋谷駅で相互直通運転を開始する。すでに東横線は横浜駅でみなとみらい線と相互直通し、副都心線は和光市駅で東武東上線と、小竹向原駅で西武有楽町・池袋線と、それぞれ相互直通している。
このため、「渋谷直結」により計5社の路線が直通運転を行うことになる。飯能や森林公園など埼玉県西部から、元町・中華街など横浜市街部まで乗り換えなしに行き来できることになり、周辺の商店街や観光施設などがイベントで集客を増やそうと躍起になっている。横浜の老舗ホテル、ニューグランドも、その1社だ。
経費増で減益でも会社計画は上回りそう
同社の今2013年11月期は、震災後に圧縮した人件費など経費の復元増加を見込んで減益予想だが、足元の集客が堅調なことから減益幅は縮小される期待が大きい。
前12年11月期の連結売上高は53.4億円(前期比12.2%増)、営業利益は2億円(前期は赤字)だった。前々期が東日本大震災の影響による行楽自粛で落ち込んだ反動があり、また取引先への協力要請も含め人件費など販売管理費を大幅に圧縮した効果が出た。
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