パーティーなどに誘われたときは、7時半と言ったら30分ぐらい遅れて行ってください。インド人は仕事では時間に厳しいですが、パーティは時間よりもゆっくり始まり、そして遅くまで続きます。23〜24時くらいまで続くと思って下さい。
立食が多くて、招かれたときにはちょっとしたプレゼントを持って行くと喜ばれますが、日本のようにチョコレートなどの食べ物よりも、思い出として飾っておけるような、残る物のほうが喜ばれます。
――そうした場では、どんな会話が一般的ですか?
ゴヤルさん:インドのスポーツと言えばクリケットです。インドの映画、ボリウッド、TVシリーズの話しなどもいいですね。文化や行事についてなどは全般的によく話します。
インド人はよく言い訳をする?
――もし招待されて行けないときにも、直接的にNoとは言わないようですね。
ゴヤルさん:そうですね。インド人はよく言い訳をします。Noと直接的には言わず、招待されて行けないときは「考えておくね」とか、行きたくないときでも「残念ながら予定があって……」などと言い訳をします。
――あいさつはどのようにすればいいですか?
ゴヤルさん:男性と男性であれば握手です。しかし、特に地方では女性と握手はしないので、「ナマステ」と胸の前で手を合わせて挨拶をしてください。
――目上の人には「ナマスカール」と言ったほうが丁寧と聞いたのですが……。
ゴヤルさん:目上の人でも「ナマステ」で大丈夫ですよ。
――言いながら頭は下げますか?
ゴヤルさん:頭は下げません。インドでは地方によってたくさんの言語があり、あいさつの言葉もいろいろあります。「ナマステ」というのも北のほうのあいさつです。地域によっては私も知らないあいさつもあります。でも手を合わせることはすべての地域で共通しているので、問題ありません。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら