終わりに
色々と紹介しましたが、日本の大学とは評価方法が全く違うこと、また、教授が学生の教育に熱心であることが分かっていただけたと思います。ペーパーやディスカッションなどでは、今までとは全く違う頭の使い方を要求されるので、戸惑うことも多かったのですが、教授や友達のサポートのおかげで、少しずつ慣れてきました。
アメリカの大学の宿題は、自分で考える機会、自分が考えていることを人に説明する機会を与えてくれる点で、素晴らしいと思います(宿題がでなければ、モダンダンスとバレエの比較、それが意味するものなんて考えることはなかったと思います)。
与えられた質問に答えるだけではなく、自分で問題意識を持つことで質問を考え、それに自分なりの答えを出し、人に説明する、という(1)読む/見る (2)質問を生み出す(3)考える(4)人に説明する、というプロセスがリベラルアーツ教育の根幹ではないか、と感じています。
(構成:アゴス・ジャパン 後藤道代)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら