「東大式」とは異なる、米国流の中間テスト ウィリアムズカレッジの中間テスト

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終わりに

色々と紹介しましたが、日本の大学とは評価方法が全く違うこと、また、教授が学生の教育に熱心であることが分かっていただけたと思います。ペーパーやディスカッションなどでは、今までとは全く違う頭の使い方を要求されるので、戸惑うことも多かったのですが、教授や友達のサポートのおかげで、少しずつ慣れてきました。

アメリカの大学の宿題は、自分で考える機会、自分が考えていることを人に説明する機会を与えてくれる点で、素晴らしいと思います(宿題がでなければ、モダンダンスとバレエの比較、それが意味するものなんて考えることはなかったと思います)。

与えられた質問に答えるだけではなく、自分で問題意識を持つことで質問を考え、それに自分なりの答えを出し、人に説明する、という(1)読む/見る (2)質問を生み出す(3)考える(4)人に説明する、というプロセスがリベラルアーツ教育の根幹ではないか、と感じています。

(構成:アゴス・ジャパン 後藤道代)

佐久間 美帆 米ウィリアムズカレッジ2年生

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さくま みほ

1992年生まれ。東京学芸大学附属高校卒業。2011年、東京大学文科一類合格。1学期間東京大学に通った後、同年秋から米国マサチューセッツ州のWilliams Collegeに入学。アゴス・ジャパンのホームページで「佐久間美帆のリベラルアーツカレッジレポート」を毎月更新
 

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