日経平均は1万6000円台以上が視野に 下値も1万4000円前後で限定か?

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安倍政権の成長戦略を注意深く見守る外国人投資家

もう一つ興味深い比較がある。ニューヨークダウと日経平均株価の数値比較だ。5月9日のNYダウの終値は1万5082ドル62セントだ。かたや日経平均は1万5000円手前だが、数値がほぼ拮抗してきた。相場初心者ならびっくりしてしまう話だが、2007年の日経平均の高値の時には日経平均が1万8200~1万8300円であり、ダウは1万4200ドル台だった。つまり、日経平均のほうが4000程度上回っていたのである。両者を比較すると、今の勢いは明らかに日経平均のほうにあり、今後、1万6000前後で日経平均が上回ってきそうなイメージもある、というわけだ。

もちろん、今後も右肩上がりの相場が保証されているわけではない。今後の大きな注目点は、6月に全貌が明らかになる、政府の成長戦略だ。現在は、市場がバイオ分野など断片的に伝わっている情報をはやしている状態だ。本当のところはふたを開けてみないとわからない。

外国人投資家を中心に、市場の期待値は以前よりも高くなっており、中身が市場の期待を下回ると、失望売りを招く可能性もある。

それでも、「4月4日の日銀の大規模量的緩和を境に、日本は変わった」(有力ヘッジファンド)という安心感が、市場に横溢しており、下値は限定的との空気が支配的だ。この雰囲気がどこまで続くのかは、わからない。

(撮影:尾形文繁)

福井 純 『株式ウイークリー』編集長

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ふくい・じゅん / Jun Fukui

『会社四季報プロ500』編集長などを経て現職。国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe®)、日本テクニカルアナリスト協会理事

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