トヨタ「C-HR」まもなく登場するSUVの正体 奇抜なデザインで走りも攻める
他方のインテリアも「センシュアル-テック」なるデザインコンセプトを掲げる。こちらはモダンで落ち着いた操作空間に仕上げ、先進感を演出する。
走りのコンセプトは「我が意の走り」
そして走りのコンセプトは、「我が意の走り」だ。
トヨタが誇る最新のシャシーアーキテクチャー「TNGA」への取り組みをさらに進化させることにより、低重心パッケージや高いボディ剛性を実現。優れた操縦安定性と快適な乗り心地を達成した。さらに、ヨーロッパをはじめとする世界の様々な道や国内外のサーキットで走行テストを重ねるなど、走りを徹底的に鍛え上げているという。
フロントに新開発のマクファーソンストラット、リヤにはダブルウィッシュボーンのサスペンションを採用。また、大径スタビライザーの使用やアブソーバー減衰力特性の最適化などが図られ、優れた乗り心地や操縦安定性を実現している。またアクティヴとパッシブの双方から安全性を追究するべく、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備とした。
日本市場におけるグレード体系は、1.8リッターのハイブリッドシステムを搭載した「G」および「S」。そして1.2リッターのターボエンジンを搭載した「G-T」と「S-T」からなる計4グレードが設定される。
日産 ジュークが開拓し、その後国産車だけでもホンダ ヴェゼルやマツダ CX-3など、個性的なモデルが続々と誕生したコンパクトSUVカテゴリー。その激戦区にあって、ライバルたちにも負けないアグレッシヴなスタイリングとともに満を持して正式リリースされたトヨタ C-HRは、このクラスにおいても覇権を奪うのだろうか?
(文・武田公実)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら