デキないオトコの「やってはいけない」読書術

デキるひとの秘密は「読後の行動」にあった

次に読んだ本を整理するステップ、プロセッシングです。読んだ本の整理といえば「本棚」。実は本棚こそ、持ち主のデキる・デキないを如実に反映するツールです。

DFDNオトコが目指すのは「自慢できる本棚」。コレ読んでるゾ!と自慢したい本をメインコーナーにトロフィーみたいに並べる本棚です。DFDNオトコにとって「何を読んだか」が最重要。人の本棚も自分の本棚も、特定の「本」そのものに着目する傾向にあります。

記憶を呼び出しやすくする整理本棚

デキるひとは「整理する本棚」を作ります。まず自分が勉強したい、関心の強いテーマをいくつか決めて、関連した本を読み漁り、読み終わったらテーマ別に並べる。自然と体系的に整理された本棚ができ上がる。デキるひとの本棚は、○○関連に興味があるんだなとすぐわかります。

自慢本棚と整理本棚の違いは、脳への知識の定着に影響するようです。DFDNオトコに自慢本棚に飾ってる一冊について、どんな本だったか聞くと内容を忘れてることが多い。黄色いマーカーが脳で薄れています。

デキるひとは内容は細かく覚えてなくても、コーナーに並んだ本を指差して「これは入門編で幅広く説明していて、この本はユニークな説を唱えています」とテーマ別に読み重ねた本の位置付けや特徴をすらすら解説してくれます。

人間の脳はバラバラの情報を記憶するのは苦手ですが、情報を似た者同士にグループ化すると記憶力が劇的に向上することが心理学で確認されてます。本をしっかり読むことより、読んだ後本棚に整理するほうが、脳の情報整理と記憶にはもっと重要と言えます。デキるひとは本をテーマ別に整理して記憶を呼び出しやすくする、合理的なお作法を実践していました。

さあ、最後は読後のアウトプットについて。読後の本棚整理が重要なように、本を読んだ後の行動で読書の効果はさらに大きく変わります。

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