高スペックなのに結婚できない男性の「盲点」 こんな態度に相手は引いている

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一方、“うまくいく男性”の場合は、どんな女性に対しても、「パートナーの意見」として一生懸命理解しようとします。180度違う意見の場合こそ、耳を傾けるのです。女性は「この人は意見が分かれても、じっくりと私の話を聴いてくれている」と思えるだけでリラックスできます。お互いに意見の不一致があったとしても、話し合いができると感じ、男性に対する好感度が上がるのです。

相手に不得意分野があったとき

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これはつい最近あった例ですが、ある女性が「私、方向音痴なの。地図を読むのが苦手で……」とお相手の男性に打ち明けた時の話。

なんと、相手の男性からAmazonで地図が贈られてきたそうなのです。「プレゼントするよ。次のデートまでに地図の読み方を覚えてきて」とのこと。男性としてはよかれと思ってしたことかもしれませんが、彼女にとっては、俺にばかり頼るのはよせ、自立しろ、と突き放されたようで悲しくなったそう。

結局この男性とは縁がなく、女性は別の男性とお付き合い。その彼は、彼女の地元でのデートであっても、きちんと地図アプリなどを用意して、段取り良くデートプランを作ってくれたそう。

そんなふうに彼女の苦手な分野をさりげなくフォローしてくれる彼に惹かれ、「この人と結婚したら幸せになれそう」と感じたのだといいます。そして、見事にゴールイン! 今では、彼女も彼の苦手な部分をフォローしながら、幸せな生活を送っています。

いかがでしょう。女性が婚活相手に求めているものは、条件面のよさだけではありません。交流を深めていくうちに感じる、男性の配慮、気遣い、優しさなどが「この人と結婚したい」という決め手となるのです。

自分が高スペックという自覚がある男性は、それに甘んじず、思いやりを持って相手に接するように心掛けてみてくださいね。逆に、高スペックでなくても、こういった配慮のできる男性はきっと婚活に成功するでしょう。

みなさんの婚活が成功しますよう、祈っています。

(構成:山岸美夕紀)

大西 明美 婚活アドバイザー

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おおにし あけみ

過去20年でのべ4万3000件の恋愛を研究してきた婚活指導の第一人者。2010年からクリスチャン専門の結婚相談所を経営。2016年より男性が医療従事者(医師、薬剤師、理学療法士、看護士など)専門の結婚相談所も開設。過去5年で200組以上のカップルを成婚に導いている。お見合いのマッチング業務の成功事例、失敗事例を分析し、再現性がある婚活の法則を導き出すことを得意とする。現在は、「プレジデントウーマンオンライン」で働く女性向けの婚活記事を好評連載中など、婚活について現場でのさまざまな情報を積極的に発信し続けている。著書『となりの婚活女子は、今日も迷走中』(かんき出版)が好評発売中。公式サイト http://akemiohnishi.ciao.jp/

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