卵子凍結に助成を決めた浦安市長の「覚悟」 保険適用と同じ3割負担のラインを目指して

卵子の老化、2人目不妊…知らなかった自分にショック
――浦安市が未受精卵子の凍結保存にも助成すると決めてから1年が経ちました。最初の発表の時から、大きな話題となっています。
2015年の夏にスタートする際、共同記者会見をしたのですが、新聞やテレビのカメラがたくさん来たことに驚きました。なんでこんなに来るの?そんなに関心があることなのか?と。
大きいことをしてやろう、初めてのことをしてやろうという気持ちでスタートしたことではないんです。実情を聞いて、やる必要があると思ったから、やることに決めた、それだけですね。
ただ、取材に来た記者やメディアの中に、卵子提供のための凍結卵子と勘違いして批判する方もいて、インタビューで話している途中、どうにもかみ合わなくて、勘違いに気づいたこともありました。これは、あくまでも自分の将来のために、自分の身体に戻すときのために、未受精卵子を凍結保存するということであって、そこにも助成しますという話です。
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