「ドクターX」、テレ朝・大人気ドラマの裏側 視聴率2冠の牽引役、内山聖子プロデューサーに聞く

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ドラマのキモは「キャラクター」

――ドラマは録画視聴の流れにあり、視聴率につながるリアルタイムの視聴者は獲得しづらい状況にあります。その中で、録画ではなく、リアルタイムに見てもらうために、ドラマに必要な要素は何でしょうか?

私は「キャラクター」だと思います。毎週、「ドクターX」の大門未知子に会いたいと思うかどうか。彼、友達、親、子どもなど、毎日会いたくても、忙しい日常生活の中でなかなかつかまえることができない人がいます。

そんなふうに会えない人たちをキャラクターに投影して、視聴者はそれぞれのキャラクターに会いたいと思う。毎週決められた時間にテレビの前に座ってもらうためには、「このキャラクターにこの時間になれば必ず会える」と心待ちにしてもらうこと。この点をドラマ作りでは大事にしたいと考えています。

(撮影:梅谷 秀司)

中原 美絵子 フリーライター

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なかはら みえこ / Mieko Nakahara

金融業界を経て、2003年から2022年3月まで東洋経済新報社の契約記者として『会社四季報』『週刊東洋経済』『東洋経済オンライン』等で執筆、編集。契約記者中は、放送、広告、音楽、スポーツアパレル業界など担当。

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