2013年版「ホワイト企業」トップ300 新卒離職率が低い、新人に優しい企業は?

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さらに個別企業のランキングを見ていこう。こちらは3人以上入社した会社を対象にした。トップは3年間誰も辞めていない定着率100%の会社で92社。09年4月の入社者が多い順に表示した。

ホワイト企業92社の顔ぶれは

定着率100%で入社者が最も多かったのは四国電力の122人。男性108人、女性14人が09年に入社し、3年後の12年4月に全員在籍している。

続いて空調設備最大手の三機工業が66人(男性50人、女性16人)、日本化薬49人(男性37人、女性12人)、日本郵船49人(男性38人、女性11人)、ADEKA47人(男性36人、女性11人)、東京エレクトロン47人(男性24人、女性23人)などの人数が多い。

上位各社の『CSR企業総覧』の「インセンティブ向上への諸制度」欄を見ると、社内公募や企業内ベンチャー、資格取得奨励に国内・国外の留学制度など、さまざまな制度が並ぶ。優れた制度や高い定着率から見ても満足している若手社員が多いと予想される。

労働条件が悪く、離職率の高い企業を就活学生は「ブラック企業」と言うが、これに対して、定着率100%のこうした会社はブラックの反対、“超ホワイト企業”と呼んでよさそうだ。

続いて100%未満のランキングも見ていこう。250人が入社した中で、残念ながら1人辞めたために100%にならなかったのがNTTドコモ、93位(99.6%)だった。

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