りそな株が大商い!でも売らずにガマン 苦節2年、ついに買値を上回り「粘り勝ち」

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日本株は3月に入っても、強い値動きが続いている。この間、カリスマ投資家の内田衛氏はどんな商いをしていたのか。過去に買っていた株がついに上昇、嬉しいひとときをむかえていたようだ。「待てば海路の日和あり」、ということか。

苦節約2年、りそながついに買値を上回る

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【3月4日(月)】りそなホールディングス(8308)が、9時21分、2月12日につけた直近高値434円を上回り、435円の9円高となった。9時40分、2011年1月下旬の12億株(5400億円)の公募増資価格(1株440円)をつけ、終値は、445円の19円高で引けた。

私は、公募増資で2000株、その翌日(2011年1月27日)に、430円で1万株買って保有しているが、苦節2年1カ月、ようやく買値を上回ってきた。年間12円の配当を2回もらっているので、受け取り配当金を考慮すればプラスになり、粘ったかいがあった。メガバンク3行(みずほ、三菱東京UFJ、三井住友)は、すべて中間配当をしているが、りそなは、3月期末年1回配当なので、3月26日の権利付き最終売買日まで配当狙いの買いも期待できる。日経225先物、オプションのシステム障害で、後場に水を差し上げ幅を縮めたものの、日経平均株価は45円高の1万1652円と3日続伸で引ける。

【3月6日(水)】NYダウ、ついに史上最高値を上回る(一時1万4190ドル)。前回高値は、2007年10月9日に1万4164ドルで、5年5カ月ぶり。米企業の景況感の改善を示す経済指標や、中国などアジア株式相場の上昇で、投資家心理が改善。リスクを取る動きが拡大したようだ。日経平均は248円高の1万1932円と5日続伸の大幅高で、08年9月以来の高値。17時46分、日経225先物は、70円高の1万2000円をつけて来た。

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