2月は経験則から、やや軟調な展開になるかもと、警戒をしていたカリスマ投資家の内田衛氏。結果として心配は杞憂に終わった。では、内田氏はどんな取引をしていたのか。
優待目的で保有の極楽湯が自己株買い、急騰局面で売却
【2月15日(金)】大引け後の15時10分、スーパー銭湯専業でジャスダック上場の極楽湯(2340)が、自己株買いを発表した。100万株、3億円を上限、期間は2月15日から8月15日まで。100万株は、発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合はなんと9.44%。本日終値は、260円の4円安。優待目的で2012年6月6日に買値200円で600株保有中。
【2月18日(月)】自己株買いを発表した極楽湯は、朝から買い気配で、9時12分に44円高の304円で寄り付いた。自己株買いの予算からすると、3億円÷100万株=300円となるので、300円までだったら買って来るとの予想で300円の指値で600株売り注文を出したら、寄り付きの304円で600株の保有株全株売れた。6万2035円の利益確定。
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