邦銀のサブプライム関連商品の保有・損失処理状況─邦銀は対岸の火事でいられるか─

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銀行名
A は、米国サブプライム住宅ローンに関連した商品への投資状況
B は、Aに関連した損失処理の状況
C は、モノラインに関連したエクスポージャー、損失の状況
七十七銀行  A 米国サブプライムローンに関連した証券化商品への直接投資は過去においても一切なし。投資信託のうち、一部を米国サブプライムローン関連で運用している商品に投資実績あり(1銘柄30億円、うちサブプライムローン関連は5億円)。ただし、2007年9月中に全額解約。
 B 一部を米国サブプライムローン関連で運用している投資信託の解約損は1億円強。
常陽銀行  A 残高は124億円(4銘柄)、商品の種類はABS-CDO、格付けはAA~AAA、サブプライム組み入れ比率は14%程度。
 C モノラインの保証付き証券化商品の保有残高は6078百万円。
武蔵野銀行  A 3銘柄に23億円投資、格付けはAAA。
 B 償却16億円を実施.。
千葉銀行  A 1銘柄12億円(サブプライム組み入れ比率10%程度)保有していたが1124百万円減損処理済み。
 B 国債等債券償却にて1124百万円減損処理済み。
北越銀行  A 証券化商品を主たる投資先とする、海外投資法人のキャピタルノート1銘柄(簿価10億円)に投資。
 B 国債等債券償却990百万円(簿価10百万円)。
八十二銀行  A ヘッジファンド(ファンド・オブ・ファンズ)のサブファンドにて、20百万円程度のエクスポージャーがある。
 C モノラインの保証付き証券化商品の保有残高は5017百万円。
十六銀行  A 償却後簿価は約5億円。
 B 償却約17億円を実施。
三重銀行  A 債券関係損益にサブプライムローン関連投資の売却損8億円を計上。
百五銀行  A 簿価ベースで約8億円保有。当該残高は当行保有有価証券残高の0.1%未満であり、当行への影響は大きくないと考えている。
 B 国債等債券償却368百万円。
南都銀行  A サブプライムローン組み入れ証券化商品は7銘柄(17億円)保有。商品の種類はシンセティックCDO3銘柄、CDO2銘柄、キャピタルノート2銘柄。
 B 保有銘柄のうち6銘柄に対し、2007年4~12月で計4008百万円の償却損(国債等債券償却)を計上(BS上で117百万円の評価減を実施)。
鳥取銀行  A CDOofABS(格付けAAA)、全額10億円。サブプライムのリスクは38万5000円。
山陰合同銀行  A 金額38億円、格付けAAA~AA、種類CDO。
 B 売却損11億円、減損処理61億円を計上。
 C モノラインの保証付き証券化商品の保有残高は548百万円。
伊予銀行  A 米国サブプライムローンに関連した証券化商品への直接的な投資はなし。一方で保有するヘッジファンドのファンド・オブ・ファンズの中に米国サブプライム住宅ローン関連商品を扱う可能性のあるファンドが組み入れられている。運用状況については、ファンド・オブ・ファンズの運用会社より当該ファンドにおいて同関連商品のエクスポージャーを約4億円(ショートポジション<約3億円>+ロングポジション<約1億円>)保有しているとの報告を受けている。
四国銀行  A 米国ABSを参照ポートフォリオとするユーロ円建てCDO(A格)を1銘柄10億円保有。その参照ポートフォリオにサブプライムABSが120百万円含まれている。
(出所)アンケート、公表資料、個別調査
(注)原則、2007年12月までの保有、損失処理。損失処理は原則、損益計算書に基づくもの。一部概数を含む
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