「会社が辛い」を変えるたった"3つの習慣" 打開のコツは意外なところにある

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

あいさつとは、あなたが自分を肯定することです。あいさつが職場を明るく元気にし、そして、その明るさと元気があなたのもとに戻ってきます。だからこそ、あなたはいつでも明るく元気に生まれ変わることができるのです。

手を洗うことで悩みをなくす

次は、「手を洗うことで悩みをなくす」についてです。

どんなにつらい時でも、いちばん大切なことは、誰かのせいにしないことです。他人のせいにしなければ、他人に変わってほしいと思うこともなくなります。他人が悪いという嫌な感情も抱かずにすみます。誰かを変えようとするよりも、あなた自身が変わることのほうがはるかに効果的で簡単です。

もしも他人に対して嫌な感情が出てきたら、それはあなたの抱えている思い込みや偏見に気づくチャンスです。嫌な感情を抱くのは、あなたの思い込みが原因です。もし嫌な感情が湧いてきたら、考えてみてください。このように思っていませんか。――あの人はこう思っているに違いない、あの人の態度はきっとこういう意味に違いない。たとえば、勝手にライバル視されて嫌だ、相手によって態度を変えるなんて感じが悪い、上司に取り入って腹立たしい……。でも、このような思い込みを直すことができれば、あなたは今のように気をもむ必要もなくなります。

それでもすぐにはそのように考えられないですよね。どうして自分の方が我慢をしなければいけないのか……。最初のうちはそのように思うはずです。

それでは、そのような感情にどう対処したらいいのでしょうか。それは、手を洗うことです。驚くかもしれませんが、筆者の経験では、このようなシンプルな方法が実際に効果をあげています。

手を洗うことで、不思議と嫌な感情も洗い流すことができます。手を洗うことには、とても大きなリラックス効果もあるからです。これは疲れているときや、考えがまとまらないときにも効果があります。ゆっくりと時間をかけて、手の甲や手首も丹念に洗うようにしてみてください。誰でも必ず効果を実感できるはずです。夏であれば冷水でよく洗ってください。冬であれば、可能ならば温かいお湯で洗ってください。不思議と嫌な感情が消えていき、感情をリセットすることができます。一度でうまくいかなければ、もう一度洗い直してみます。一度目よりも手を強くこすり合わせて力強く洗うと効果があります。

次ページ自分の欠点について
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事