プロが辛口評価!「激安ロボ掃除機」の限界 集じん・メンテ・走行性能など4点を徹底検証
Checkその4 メンテナンス性 3/5点
ダストボックスは横から取り出すタイプ。先述したように、入り口にホコリが溜まるため、引き出すと同時に集めたホコリが出てきてしまいました。ダストボックスにキチンとホコリが収まっていれば、ゴミ捨ては問題ないのですが……。
また、吸い込み口のロールブラシに結構な毛絡みが……。一回の掃除でこの状態だと、毎回手入れをする必要があり、メンテナンスは大変です。ダストボックスまでホコリが行かないことも含めると、吸引力に難があるのかもしれません。
フィルター部分は結構ホコリが溜まっていたので、定期的なメンテナンスは必要なようです。取り外しはしやすい点は評価できますね。
賢さはない「体育会系」、でもコスパは高い製品
総合評価 3.5/5点
犬の抜け毛があるという固有の事情によるのかもしれませんが、ダストボックスにゴミが収まるかどうかだけが懸念事項。ダストボックスにゴミが収まっていない場合だと、ゴミ捨ての際にゴミを吐き出してしまうので、そこには要注意です。砂ぼこりなど、細かいゴミがメインの掃除なら問題ないでしょう。
総じて一定の掃除力はあるので、価格を考えるとコスパはとても高い製品です。本機は、延々と掃除をし続けて成果を出す、いわば「体育会系」。ホコリがなくなったら掃除をやめる、汚れ具合に応じて吸引パワーを変えるなど、効率や賢さを求めなければ十分満足できるレベルです。
使う前は、「ロボット掃除機の評判を下げる低価格品かも……」と猜疑心を持っていましたが、使ってみると、様々な状況をクリアしてしっかり走行してくれたのは驚きました。ダストボックスまでの集じん経路など改良の余地こそあれ、この価格では期待以上の働きをしてくれました。圧倒的な安さを考えると、総合評価は4点にしてもいいのかもしれませんね。
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