激変する中米情勢、そのカギを握る意外な国

エルサルバドルの治安は、なぜ劇的に改善したか

エルサルバドルは、中米の日本?

エルサルバドルは「中米の日本」と言われているほど、日本と国民性や国の景色も似ています。富士山に似た山もあるのですよ。

あいさつもちゃんとして、とてもまじめで働きものなので、出稼ぎの労働者の中でよく仕事を頼まれるのはエルサルバドル人なのです。

話しかけられると喜ぶ国民性なので、町中で知らない人に話しかけることがよくあります。国土は狭く、資源もないので人が資源なのです。古風なところもあり、日本人とは気質が合うので一緒に働きやすいと思いますよ。

――南米は個人主義の国のように思われますが、エルサルバドルは集団主義だと聞きます。

セラヤンディア大使:そうですね、団結力はすごいです。治安がよくなったことも、社会全体が主体的に取り組んでよい国にしようとしたからなのです。その状況を維持して、さらに良い社会にするために経済発展が不可欠です。

日本には今までさまざまな協力をしていただいていますが、これからエルサルバドルでは国際協力に頼らずに進むため、努力をしていきます。だからこそ今、投資など、雇用を生むような取り組み、経済が活発になるために日本の企業に参加を期待しているのです。

――エルサルバドルでビジネスをする際、気をつけるべきことはありますか?

セラヤンディア大使:エルサルバドル人はみな笑顔が多く、前向きな人が多いです。日本人は真剣な顔をしていることが多いので、ぜひまじめではありながらもユーモアも兼ね備えると、より楽しく仕事ができると思います。

たとえばレストランで会食をするときも、最初からビジネスの話に入るのではなく、料理の話など会話をして和ませるとよいと思います。

また会食といえば日本では夜ですが、エルサルバドルではビジネスミーティングはお昼や、朝によく行われます。エルサルバドルの仕事の始まりは朝が早く、7時から7時半です。終わるのも早く、公務員などは15時半には窓口が閉まります。朝食ミーティングでしたら8時からです。時間は割合、きっちりとしています。

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