巨人の星、インドで人気の理由 講談社の仕掛け人、古賀義章氏に聞く

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――続編もある……。

ぜひやりたいですね。最低でも52話は作りたい。現在は「Colors(カラーズ)」という総合娯楽チャンネルで放映していますが、6月以降は別のチャンネルでの放送もすでに決まっています。インドは多言語国家ですから、今のヒンディー語版をタミール語やベンガル語に吹き替えて、全土をカバーしていきたい。

インド以外での放映も視野に置いています。クリケット人口はインドだけでなく、パキスタンやバングラデシュにも多い。スリランカ、オーストラリア、ニュージーランド、西アフリカへも……構想は広がります。

何か映画を作りたいという気持ちもあります。『あしたのジョー』や『タイガーマスク』なんかいいですね。

インド支社をつくりたくてこの事業を始めた

――インド3大テーマのもうひとつへの進出ですね。それではインド支社が必要じゃないですか(笑)。

インド支社を作りたいがためにこの事業を始めているので(笑)。私は昨年11月からインドに駐在していますが、実際、いろいろなビジネスが出てきています。

(撮影:尾形 文繁)

高橋 由里 東洋経済 記者

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たかはし ゆり / Yuri Takahashi

早稲田大学政治経済学部卒業後、東洋経済新報社に入社。自動車、航空、医薬品業界などを担当しながら、主に『週刊東洋経済』編集部でさまざまなテーマの特集を作ってきた。2014年~2016年まで『週刊東洋経済』編集長。現在は出版局で書籍の編集を行っている。

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宇都宮 徹 東洋経済 記者

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うつのみや とおる / Toru Utsunomiya

週刊東洋経済編集長補佐。1974年生まれ。1996年専修大学経済学部卒業。『会社四季報未上場版』編集部、決算短信の担当を経て『週刊東洋経済』編集部に。連載の編集担当から大学、マクロ経済、年末年始合併号(大予測号)などの特集を担当。記者としても農薬・肥料、鉄道、工作機械、人材業界などを担当する。会社四季報プロ500副編集長、就職四季報プラスワン編集長、週刊東洋経済副編集長などを経て、2023年4月から現職。

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