雅子さま、着実に固まる次の皇后への決意 "美智子さま流"をしっかり継承

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「この4月に7年ぶりの宮中祭祀として、神武天皇没後2600年式年祭に参列した雅子さまは、'94年以来、22年ぶりの神武天皇陵のご参拝となりました。

ご夫妻には、以前から長女の愛子さまをお連れしたいというお気持ちがあり、愛子さまの夏休みの初日だった今回、訪問されることになったそうです」(宮内庁担当記者)

また、すでに「週刊女性」でも報じられているが、ご一家は、8月11日に長野県松本市の上高地で開かれる第1回『山の日』の記念式典にも、臨席を検討されているという。

愛子さまにとっては初めての式典参加に

「『山の日』は今年から始まる国民の祝日で、愛子さまにとっては初めての式典参加となりそうです。

登山は皇太子さまが昔から趣味にしていらっしゃるので、雅子さまと愛子さまも那須御用邸でご静養中は、近くの山を散策されることもあります。ご一家にぴったりの新しい公務といえると思います」(東宮職関係者)

さらに、この夏は長野県の奥志賀高原での静養も検討されているという。

奥志賀といえば、愛子さまの春休み期間中の3月にご一家でスキーをされる場所というイメージが強いが……。

別の東宮職関係者が打ち明ける。

'09年8月に、那須高原の茶臼岳で登山を楽しまれた皇太子ご一家

「ご一家は夏の奥志賀には、'09年に足を運ばれたことがあります。涼しい高原でハイキングやテニスをするにはぴったりの場所です。

上級者クラスのスキーの腕前をお持ちの愛子さまは、グラススキーに挑戦するおつもりかもしれませんね」

この夏のそんな皇太子ご一家の予定について、

「陛下の『生前退位』報道との関係性はわかりませんが、最近の雅子さまの動向は、着実に次の皇后としての決意を固められているとお見受けします」

と話すのは、ジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡辺みどりさん。

「歴史ある古都を訪問しながら、新しい公務にも挑戦されるのは“伝統を今にいかしつつ、時代の要請に応える”という美智子さまのお言葉どおりだと思います。

この夏のような頼もしいご一家の様子をみれば、美智子さまは安心して、お役目を次世代に託すことができると思います」(渡辺さん)

これから、さまざまな紆余曲折が予想される陛下の「生前退位」問題。

しかし、雅子さまは、美智子さまから伝えられた“新皇后”としての覚悟を深められ、活動の幅を広げていかれることだろう。

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