バッテリーはどこまで進化できるか?

EVの性能向上・低価格化のカギを握る

もっと長く走れて、もっと低価格の電気自動車(EV)を作る――そのためには、電池(バッテリー)の進化が欠かせない。電池にためた電気でモーターを駆動させて走るEVは、電池にどれだけの電気を蓄えられるかで航続距離が決まる。車内空間を犠牲にせずに車を作ると、現状では200キロメートル程度の航続距離が精いっぱい。ガソリン車並みの航続距離にはまだ不十分だ。

しかも、EV用の電池は非常に高く、電池を少し大きくするだけでコストがハネ上がる。今のEVで主に使われているリチウムイオン電池は、容量1キロワット時(kWh)当たり約10万円。電池容量24kWhのリーフ(新車価格328万~413万円)では、単純計算で電池コストが約240万円もかかっていることになる。

電池の大きさを変えずに航続距離を伸ばすには、電池が単位重量当たりで貯められるエネルギー量、すなわちエネルギー密度を高める以外に道はない。しかもコストアップは許されない。

次ページコストは5分の1を目指す
関連記事
トピックボードAD
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 就職四季報プラスワン
  • 北朝鮮ニュース
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
今だからこそ光る<br>絶好調企業の秘密

なぜあの会社の収益力は高いのか。パーク24、「かつや」のアークランドサービスなど17社の稼ぎの秘訣を大公開。テーマは「内需」「海外」「新市場創造」「重厚長大企業の復活」。産業天気図や出遅れ銘柄ランキング、株価10倍銘柄なども。