東京ドームのパ・リーグ試合が超人気のワケ

フアンにとって貴重な機会、満員御礼が続出

当初2年間はヤフオクドームで年間1試合の実施だったが、徐々に回数を増やし、2012年から東京ドームでも開催するようになった。2014年からはヤフオクで5試合、東京ドーム、北九州、それに大阪の京セラドームで1試合ずつの合計8試合を鷹の祭典の対象にしている。東京ドーム開催は今回で5回目。例年 ユニフォーム配布があるせいか、チケットは発売当日にほぼ完売。チケットオークションサイトでも高値で取引される超人気カードになっている。

ユニフォーム、ペンライト、うちわ、応援フラッグに加え女性用髪飾りシュシュまで

今年はソフトバンクの女子ファン拡大活動を行うタカガールアンバサダーに、福岡出身で女優、シンガーソングライター、モデルと多彩な才能を発揮、若い女性のカリスマ的存在となっている西内まりやが就任。本人が作詞作曲した球団応援歌を披露し、始球式も務めた。

ユニフォームのほかにもイベント用のペンライトやうちわ、応援フラッグなども無料配布し、東京ドーム限定グッズも多数用意。198社のゲームスポンサーから提供された潤沢な資金を投下し、突出して高額と言われる東京ドームの使用料を払ってもなお、利益もがっつり確保しているらしい。他球団から「おカネ持ちの球団は何でもできてうらやましい」と言われるゆえんだ。

福利厚生や接待をメインの目的とする例も

球団創設25周年のロッテは今年が初の試み

これに対し、ロッテは今回が初の試み。「これまでひたすらQVCでの観客動員に注力してきたが、球団創設25周年の今年は少し違うこともやってみようという趣旨」だという。もっとも、東京ドーム限定グッズを用意したわけでもなく、ソフトバンクのド派手なおカネの使い方を見た後だと地味に見える。

楽天はソフトバンクやロッテとは少々目的が異なり、「首都圏のファンのためという目的もあるが、楽天グループ社員の福利厚生や取引先の接待などの目的がメイン」だという。

楽天はソフトバンクよりも2シーズン早い2010年から開催しているが、会場内に楽天カードなどグループ各社のブースが並ぶ。今年は主力選手のネーム入りタオルを入場者全員に配布したが、ユニフォーム配布はなし。それでもチケットは完売こそしなかったが、4万人超の集客に成功している。これまで7回開催して4万人を切ったのは2012年だけだ。

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