トップの報酬総額、1位は孫社長の93億円 上場会社 最も稼いだ経営者ランキング

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パチンコ業界が20社中4社を占める

3位はセガサミーホールディングスの里見治会長兼社長。役員報酬は6億1700万円、これに配当収入17億4300万円を加えると、報酬総額は23億6000万円だった。セガサミーHLDはパチンコ・パチスロ最大手のサミーと、アミューズメントゲーム機器・施設運営で最大手のセガを傘下に持つ。12位のSANKYO、13位の藤商事ともにパチンコ・パチスロメーカーだ。14位のフィールズもパチンコ・パチスロの企画開発・販売を行っている。上位20社のうち4社がパチンコ業界と他の業界に比べて際立つ。

5位には日産自動車のカルロス・ゴーン会長兼社長が、8位にはニトリホールディングスの似鳥昭雄社長が続いている。上位20人のうち創業社長は10人を占めており、会社員として昇進を重ねたトップと比較すると、報酬総額が多いケースが目立った。

(撮影:尾形文繁)
 

『役員四季報』(2013年版)
■役員四季報
東証マザーズ,ヘラクレス,ジャスダック上場企業等を含む全上場企業3,550社、約40,000名の役員人事録。 氏名、役職、代表権の有無、社外取締役・社外監査役の区別、入社年、役員初就任年とその役職、就任年月、前歴・兼任先、生年月日、出身都道府県、最終学歴、担当職、役員持株数を掲載。

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山本 亜由子 『会社四季報』大株主調査編集部

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やまもと あゆこ / Ayuko Yamamoto

編集局記者を経て、データ事業局配属。『役員四季報』などを担当し、記事執筆。2017年6月より『会社四季報』大株主調査データ担当。

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