最も長く上場企業の代表者を務めているのは誰か。東洋経済新報社が『役員四季報2013年版』調査をもとに全上場企業トップの在任期間を調べたところ、建設仕上げ塗材で国内最大手であるエスケー化研の藤井實社長の在任期間が54.3年と最も長く、1位となった。2位は、「ハローキティ」などキャラクター商品の企画・販売を行うサンリオの辻信太郎社長で52.0年。3位は電子制御横編み機の世界最大手、島精機製作所の島正博社長で51.1年だ。
全上場企業の社長平均在任期間は7.1年で、4年未満がその半数を占めており、半世紀を超える在任期間はひときわ目をひく(2012年8月末現在。別表参照)。なお、トップとは、社長、頭取、代表執行役、代表取締役など各企業の代表者を指し、執行役員は調査対象から除いた。
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