ソフトバンク、“仰天展開”の結末 完全買収したイー・アクセスを連結外し

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株式を譲渡されるのはAlcatel-Lucent Participations(フランス)、Telefonaktiebolaget L M Ericsson(スウェーデン)、Comverse, Inc(米国)、Samsung Asia Pte. Ltd.(シンガポール)、Nokia Siemens Networks Holdings Singapore Ltd.(シンガポール)、オリックス、JA三井リース、東京センチュリーリース、芙蓉総合リース、三井住友ファイナンス&リース、三菱UFJリースの11社。

業績への影響額は小さい

ソフトバンクは業績への影響は軽微としているが、今13年3月期はイー・アクセスの1~3月分の当期純利益が、営業外損益の持ち分法利益として貢献することになる。来14年3月期は通期の当期純利益が貢献する形となる。

ただ、影響額は小さい。やはり、来期以降の業績を左右するのは、米スプリント・ネクステルの動向に尽きる。国内の案件の手続きを片づけたことで、孫社長も米国市場をどう攻略していくか、さらに構想を巡らせていることだろう。

(タイトル下の写真は昨年10月末の決算説明会に臨む孫正義社長)

(撮影:吉野 純治)

田邉 佳介 東洋経済 記者

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たなべ けいすけ / Keisuke Tanabe

2007年入社。流通業界や株式投資雑誌の編集部、モバイル、ネット、メディア、観光・ホテル、食品担当を経て、現在は物流や音楽業界を取材。

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