忍び寄る三つの不安
三菱自は11~13年度の中期経営計画で東南アジアを中心とした新興国戦略の強化を打ち出し、売上高、営業利益ともに着実に伸ばしてきた。収益体質が強化されてきた矢先の今回のリコール問題は三つの不安を与えそうだ。
一つ目は販売面への影響だ。三菱自は12年10月に重要車種と位置づけるSUV(スポーツ多目的車)「アウトランダー」を刷新、13年初には同車をベースとしたプラグインハイブリッド車を販売する予定だ。新型車投入が加速する中、今回の騒動によるブランドイメージの低下は否めない。ある三菱自ディーラーの販売員は「今回の件がどこまで影響するのか見当がつかない」と販売の先行きに不安をにじませる。
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