梅雨時期の洗濯物をスグ乾かす家電はこれだ 室内干しのジメジメ、もう我慢したくない

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

最後はちょっとだけ、ズルイかもしれない方法を紹介しよう。それは、最新のドラム型洗濯乾燥機で一気に乾燥してしまうという手だ。こう言うと、「全自動洗濯乾燥機は時間がかかる」という声が聞こえてくる。それは半分正しく、半分間違っている。

全自動洗濯乾燥機で乾燥ができる量は、洗濯容量の約半分だ。しっかり乾燥できないと思っている人の中には、洗濯物を入れすぎていることが少なくない。当然、洗濯物が多ければ、乾燥にかかる時間も増え、乾燥しきれない衣類が残るケースもあるのだ。まずは、洗濯機に入れる量を減らしてみるといいだろう。

最新ドラム型洗濯乾燥機なら乾燥まで1時間

さらにもうひとつ、乾燥機能の弱い古い洗濯乾燥機のイメージが強いということも挙げられる。日本国内で家庭用のドラム型洗濯乾燥機が本格的に普及して10年ほど。洗濯乾燥機は使い方や頻度によるが約5~8年が寿命なので、乾燥性能の低い初期の洗濯乾燥機をまだ使っている人が多いのだ。そこで、「乾燥には時間がかかる」「しっかり乾かない」というイメージが固定化しているといえる。

パナソニック「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9600」(実勢価格22万8000円)

しかし最新のドラム型洗濯乾燥機の性能は飛躍的に進化している。たとえば、パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9600」(実勢価格22万8000円)では、汚れの軽い化繊の衣類1キロなら、約60分で洗濯から乾燥まで完了する。さらに乾燥の最大容量である6キロでも、約98分で終わるのだ。これなら、いちいち洗濯物を干す必要もなく、大幅に時短できるハズだ。

また、多くの最新ドラム式洗濯乾燥機では乾燥時に高速風を当てることで、シワを伸ばす機能を搭載しており、約3キロまでの洗濯物なら、アイロン不要で着ることも可能。

決してお手軽とは言えないが、洗濯乾燥機が古くなっている場合、これを機会に「時短」できる最新の洗濯乾燥機に買い替えるというのも選択肢と言えるのではないだろうか。

コヤマ タカヒロ デジタル&家電ライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Takahiro Koyama

1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。パソコンやデジタル機器、家電製品など電気が流れる機器と、それらにまつわるビジネスについてさまざまな媒体にて執筆活動を展開。得意分野は家電とデジタル機器がクロスする部分。また、米・食味鑑定士の資格も有しており、炊飯器など調理家電の評価・検証にはより力を入れている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事