大量の遺品、アウシュビッツ博物館に戻る 遺品1万6000点以上が約50年ぶりに返還
[オシフィエンチム(ポーランド) 8日 ロイター] - ナチス・ドイツのユダヤ人迫害・大量虐殺により、アウシュビッツ強制収容所で犠牲になった人々の遺品1万6000点以上が約50年ぶりに見つかり、博物館に返還された。
この遺品は、1967年に研究者チームがアウシュビッツ強制収容所跡から発掘したが、その後行方が分からなくなっていた。
アウシュビッツ博物館に収められている遺品は約400点にすぎないが、発掘の様子を記録した映像にはもっと多い数の遺品が回収される様子が映っていたため、博物館が数カ月にわたり調査を行った。その結果、段ボール48箱に入った宝石や体温計、鍵、薬の瓶、ナイフやフォークなどがワルシャワのポーランド科学アカデミーで見つかった。
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